文献

J-GLOBAL ID：200902244091247672   整理番号：09A0666641

in vitroおよびin vivoでの蛋白質折畳みの概念の集束

Converging concepts of protein folding in vitro and in vivo

著者 (2件)： HARTL F Ulrich (Max Planck Inst. Biochemistry, Martinsried, DEU) ,  HAYER-HARTL Manajit (Max Planck Inst. Biochemistry, Martinsried, DEU)
資料名： Nature Structural & Molecular Biology  (Nature Structural & Molecular Biology)
巻： 16  号： 6  ページ： 574-581  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： W0637A  ISSN： 1545-9993  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質の大部分はその生物学的機能を達成するために正確な3次元構造に折畳まれる必要がある。本稿では,蛋白質が分子シャペロン(Hsp60,Hsp70,シャペロニンなど)の介助を受けながら細胞の内部でどのように折畳みのエネルギー状況を乗り越えていくのかに焦点を当てながら,in vitroおよびin vivoでの蛋白質折畳みに関する最近の研究の知見をまとめる。これらの反応の知見は,加齢発症性の神経変性障害などの消耗性の疾患の基礎となる蛋白質の質の制御の機構を回避する,誤った折畳みの蛋白質の凝集の研究のような分野においても医学的な重要性を有していると考えられる。Alzheimer病,Huntington病,Parkinson病などの疾患における蛋白質折り畳みの関与を検討した。

シソーラス用語： *シャペロンタンパク質 ,  タンパク質 ,  *折畳み構造 ,  凝集 ,  タンパク質結合 ,  神経系疾患 ,  加齢 ,  ATPアーゼ ,  シス-トランスイソメラーゼ
準シソーラス用語： 蛋白質凝集 ,  *蛋白質折畳み ,  神経変性疾患 ,  ペプチジルプロリルイソメラーゼ

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 蛋白質折畳み ,  概念 ,  集束