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J-GLOBAL ID:200902244106607654   整理番号:08A0979810

原始太陽系の53Mn-53Cr分類学再訪

53Mn-53Cr systematics of the early Solar System revisited
著者 (6件):
資料名:
巻: 72  号: 20  ページ: 5146-5163  発行年: 2008年10月15日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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筆者らは,原始惑星系円盤の進化と惑星形成の初期段階の年代学に取り組むために,多くの始原的隕石,分別した微惑星,および地球型惑星におけるMn-Cr分類学を再調査した。筆者らの分析手法は,50Crおよび53Crについての地球的豊富さの推定に基づくもので,すべての隕石における地球に似た54Cr/52Crの豊富さに基づくデータ縮少法は不合理であると認識する。そこで,始原的炭素質コンドライト・オルゲイルにおける54Crが豊富な酸浸出留分と54Crが少ない酸浸出留分の初期ε53Cr組成は,0.9εだけ異なり,原始鉱物規模の不均質性を反映する。しかし,小惑星の処理はあらゆるε53Cr変動を微惑星規模で効果的に均質化し,均一な今日の太陽ε53Cr=0.20±0.10を提供する。したがって,筆者らの53Mn-53Crデータは,前に示唆された53Mn太陽中心勾配に対する論争となる。代りに筆者らは,内部太陽系の対象物が最初に均質であった53Mn/55Mn組成を持っており,2つの独立した手段によって決定されたものは(6.28±0.66)×10-6と推定されることを示唆する。Ste.Marguerite(SM)変成についての筆者らが改訂した年数4562.9±1.0MaはSMリン酸塩のPb-Pb年代と一致する。この年数を使用して筆者らは,ユークライト母体のマントル分化は4564±1.1Ma前に生じたことを確証し,この事象とCAI形成との間の時間間隔は2.2±1.1Maと改訂する。さらにまた,形式2および3の炭質コンドライトにおける変成作用はCAI形成後1~6Maの間に生じたものとする。コンドライト,微惑星,および地球型惑星(ユークライト母体,火星,および地球)の間の,53Mnおよび53Cr相関は,地球型惑星と始原性小惑星のすべての先駆物質によって記録された原始惑星系円盤内のMn/Cr分別のための証拠を提供する。この分別は明らかにCAI形成の2Ma以内に生じた。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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太陽系一般  ,  流星,すい星,いん石 
タイトルに関連する用語 (2件):
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