抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2007年9月4日~10月22日の間,浅間重力観測所において連続重力観測を行ない,台風200709(FITOW)による豪雨後の水文学的重力効果を検知することを試みた。最適な降雨応答モデル(Imanishi et al.2006のタンクモデルを仮定)は重力残差時系列(ドリフト)を最も滑らかにするものであるという考え方に従い,ABIC(Akaike,1980)最小化法によってタンクモデルのパラメータをインバージョンで求めた。滑らかなドリフトを表現するためにスプライン関数を用いているのが,今回の方法の特徴である。その結果得られた降雨応答モデルによる重力変化は,並行観測していたFG5で観測された重力変化とよく一致した。