抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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配向性ストランドボード(OSB)は北米やヨーロッパを中心に広く生産され普及しているが,わが国では本格的な工業生産に至ってはいない。わが国におけるOSB研究は1970年代に,北海道産カラマツ間伐材による野地板を用途とした配向性ボードの開発研究に端を発している。本州産スギと北海道産カラマツがOSB原料となるであろうことから,ストランド・パーティクルボード(表層にトドマツのストランド,芯層に建築廃木材のパーティクルボード)が期待される。国産OSBの工業化は,針葉樹人工林の小径間伐材や建築廃木材の利用促進に対する行政支援によっては実現の可能性がある。