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J-GLOBAL ID:200902244161646308   整理番号:09A0088229

飽和条件下でのFC-72の単一気泡の核形成過程における熱伝達の物理的機構-I.実験的考察

Physical mechanisms of heat transfer during single bubble nucleate boiling of FC-72 under saturation conditions-I. Experimental investigation
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巻: 52  号: 5-6  ページ: 1284-1294  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: C0390A  ISSN: 0017-9310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本報告は飽和したFC-72液体の核形成過程における熱伝達の動力学に関する2部分考察の第1部である。本報告で論じた実験結果は核沸騰過程の核形成サイトにおける熱伝達事象の特性に対する新規の物理的理解を提供すると考えられる。FC-72の沸騰過程の気泡の下部の温度場を空間的分解能22-40μmにより測定した。核形成サイトで作動する熱伝達の3種類の異なる機構に対する活性化の時間周期,影響領域,及び大きさを決定した。これらの機構は以下の過程から構成される:(1)高速の気泡膨張に続く微細層の蒸発,(2)気泡の離脱過程の表面の再濡れによる非定常熱伝導,及び(3)気泡/表面接触面積の外側領域における微細対流。非定常熱伝導機構の影響領域は熱伝達の多くが表面からの気泡離脱に先立って起こることから気泡/表面接触領域に限定されることを示した。微細対流の熱伝達機構は初期的には接触面積の外側に局所化されて定常的特性を有する。更に3種類の全ての熱伝達機構が全体的な表面熱伝達に顕著に寄与していることを示した。本報告の第2部は本結果の理論解析について記述予定である。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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相変化を伴う熱伝達  ,  冷媒,ブライン 
物質索引 (1件):
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