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J-GLOBAL ID：200902244347256429   整理番号：08A0386935

統計的翻訳評価尺度に基づく日英翻訳文の訳質分析

Translation quality analysis of Japanese-English translation sentence based on statistical translation evaluation criterion

著者 (6件)： 鍔木元 (早稲田大 大学院国際情報通信研究科) ,  安田圭志 (NiCT/ATR) ,  山本博史 (NiCT/ATR) ,  匂坂芳典 (早稲田大 大学院国際情報通信研究科) ,  匂坂芳典 (NiCT/ATR) ,  匂坂芳典 (早稲田大 ことばの科研)
資料名： 情報処理学会研究報告  (IPSJ SIG Technical Reports)
巻： 2008  号： 33(NL-184)  ページ： 99-103  発行年： 2008年03月27日 
JST資料番号： Z0031B  ISSN： 0919-6072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 統計的自動翻訳に用いる評価尺度を用い,日本人学習者日英翻訳文の客観的学習評定の可能性を調べた。評定尺度には2つの統計量を考えた。1つは日英翻訳文の英語らしさを測る指標として,単語Nグラムを用いた正解文に対する生起確率比を,他の1つは翻訳らしさを測る指標として,単語対応の翻訳確率生起確率比を利用した。日英翻訳文に対して人が付与した主観評価値とこれらの統計量との対応関係を分析した。この結果,翻訳らしさを測る指標に主観評価値と明確な対応関係が観察でき,この分析結果より,翻訳らしさを測る指標の客観的翻訳評価への利用可能性が示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *機械翻訳 ,  *統計的方法 ,  日本語 ,  英語 ,  評価基準 ,  文字列 ,  確率モデル ,  主観評価 ,  統計量 ,  Nグラム ,  数学モデル
準シソーラス用語： 学習者 ,  客観評価 ,  *統計的機械翻訳 ,  評価尺度

分類 (2件)： 自然語処理  (JE06000L) ,  システム・制御理論一般  (IA02010H)

引用文献 (4件)：

• 和泉絵美. 日本人英語の通じやすさに関する研究. 言語処理学会 第12回年次大会, 2006. 2006, 16-19
• 山本誠一. 音声翻訳技術開発の経験に基づく外国語能力評価法の提案. 電子情報通信学会技術報告書. 2003, 30-31
• 安田圭志. 英語コミュニケーション能力の自動測定技術の提案. 情報処理学会研究報告. 2003, 65-70
• 坂田浩亮. コーパスを用いた言語習得度の推定. 情報処理学会研究報告. 2007, 113-119

タイトルに関連する用語 (6件)： 統計 ,  翻訳 ,  評価尺度 ,  翻訳文 ,  訳質 ,  分析