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J-GLOBAL ID：200902244429259701   整理番号：08A0693275

Cdc6はS期細胞におけるp21^WAF1/CIP1依存損傷チェックポイント利用を決定づける

Cdc6 Determines Utilization of p21^WAF1/CIP1-dependent Damage Checkpoint in S Phase Cells

著者 (5件)： KAN Qiuming (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  JINNO Shigeki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KOBAYASHI Kohei (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YAMAMOTO Hanako (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  OKAYAMA Hiroto (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 26  ページ： 17864-17872  発行年： 2008年06月27日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： S中期培養細胞のUV及びMMS処理による損傷チェックポイント経路と細胞周期進行をフローサイトメトリーにより調べた。MMS処理では通常並行するChk1-Cdc25チェックポイント経路は認められず,複製起点複合体形成蛋白質であるCdc6がプロテアソーム介在で分解され,p21のCdk2への結合が促進してそのキナーゼ活性が阻害され,S期進行停止を招いた。Cdc6の共生発現によりこのS期延長とCdk2不活性化は阻止された。UV照射細胞のsiRNAによるCdc6ノックダウンでは,S期延長と効果的p21介在チェックポイント経路が活性化され,DNA損傷誘導S期停止におけるp21介在機構を示唆した。

シソーラス用語： 腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  *サイクリン依存性キナーゼ ,  *細胞周期 ,  *DNA損傷 ,  DNA複製 ,  *DNA結合タンパク質 ,  複製起点 ,  *癌抑制タンパク質 ,  変異誘発物質 ,  紫外線照射 ,  フローサイトメトリー ,  脂肪族化合物 ,  スルホン酸エステル ,  *Cdc6 ,  KB細胞 ,  *p21 ,  細胞周期チェックポイント ,  *サイクリン依存性蛋白質キナーゼ2 ,  *セリン/トレオニンキナーゼ
準シソーラス用語： *CDK2キナーゼ

分類 (2件)： 細胞分裂・増殖  (EF02020D) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

物質索引 (1件)： MMS

タイトルに関連する用語 (6件)： Cdc6 ,  S期 ,  細胞 ,  CIP1 ,  損傷 ,  チェックポイント