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J-GLOBAL ID:200902244593049491   整理番号:09A0830938

テトラメチルアンモニウムヒドロキシドを使用した熱分解-ガスクロマトグラフィー/質量分析(TMAH-py-GC/MS)による堆肥中の針葉樹樹皮残さからのフミン酸の構造変質の研究

Studies of structural alterations of humic acids from conifer bark residue during composting by pyrolysis-gas chromatography/mass spectrometry using tetramethylammonium hydroxide (TMAH-py-GC/MS)
著者 (4件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 200-206  発行年: 2009年09月 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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テトラメチルアンモニウムヒドロキシドを使用した熱分解-ガスクロマトグラフィー/質量分析(TMAH-py-GC/MS)を,針葉樹樹皮の堆肥中に生成したフミン酸(HAs)を評価するために使用した。堆肥中のHAsのシリンギル対グアヤシル比を,3,4,5-トリメトキシ対3,4-ジメトキシベンゼン誘導体に対するピーク面積比(0.11-0.50)から評価した,これは針葉樹種に特有である。窒素含有及び脂肪酸熱分解生成物化合物に対するピーク面積は,堆肥中に著しく増加した,このことは堆肥中の腐植化作用度を示している。樹皮堆肥からのHA試料は,一層高いレベルのジテルペン樹脂酸,モノテルペン及びセスキテルペンを含有した。テルペンの種類を研究するために,HAをエタノールで抽出した,そして抽出物の成分をα-HA及びヒマトメラン酸(HMA)画分に夫々,区分した。α-HA画分におけるテルペンに対するピーク面積は,もとのHAにおけるそれらより一層小さかった,このことは,テルペンの大部分はHMA画分に抽出されたことを示した。もしテルペンが,非特定相互作用によりHMAに結合していれば,エタノール中のHMAの,熱分解無しのGC/MSへの直接注入に対してピークは出現しないであろう。TMAH-py-GC/MS及びGC/MSに対するHMAの全イオンクロマトグラムの比較は,HAにおけるテルペンが,HMAの高分子構造に組込まれていることを明らかにした。これらの結果は,堆肥プロセス中にテルペンが生の樹皮から移動し,HA画分に組込まれることを示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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木材化学  ,  ごみ処理 
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