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J-GLOBAL ID:200902244716299749   整理番号:08A0336627

食品中のスダン染料の高速液体クロマトグラフィー-紫外/質量分析による分析における二重溶媒-攪拌子ミクロ抽出法及びU字型中空繊維-液相ミクロ抽出法の比較

Comparison of dual solvent-stir bars microextraction and U-shaped hollow fiber-liquid phase microextraction for the analysis of Sudan dyes in food samples by high-performance liquid chromatography-ultraviolet/mass spectrometry
著者 (4件):
資料名:
巻: 1188  号:ページ: 124-131  発行年: 2008年04月25日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,溶媒攪拌子ミクロ抽出(DSSBME)及びU字型中空繊維-液相ミクロ抽出(U字型HF-LPME)の2つの試料調製法を提案し,スダン染料の高速液体クロマトグラフィー-紫外(UV)/質量(MS)分析でそれらを比較した。DSSBMEでは有機溶媒を攪拌子上の1対の中空繊維膜に限定する一方,U字型HF-LPMEでは中空繊維は2つのマイクロシリンジに固定する。2つの方法でのスダン染料のミクロ抽出に影響する因子を調べた。その結果,抽出時間,攪拌速度を除いて,抽出溶媒,pH及び塩濃度のスダン染料の抽出効率への影響に大きな差異はないことが分かった。2つの抽出技術は水溶液からの分析性能に大差がなかった(検出限界がHPLC-UV法では0.09-0.95μg/L,HPLC-MS法では2.5-6.2μg/Lであり,絶対検出限界はHPLC-UV法では0.9-11.25pg,HPLC-MS法では5-21.2pg)。しかし,DSSBME法はより安定で(低い攪拌速度が必要),試料量が少なくて済み,平衡抽出に達する時間が短く,一方のU字型HF-LPMEは操作が簡単で,特に部品を必要としない。HPLC-UV/MS法を備えた2つのミクロ抽出技術はいずれもイチゴソース,ラー油,塩漬け卵及びチリ・ソースを含む実試料に適用できた。HPLC-UV法による検出限界がHPLC-MS法による値よりも1/10低いにも関わらず,絶対検出限界では2つの方法でほぼ同等である。HPLC-UV法では塩漬け卵中のスダンIIとスダンIIIのように同じ保持時間の疑わしいピークを同定することはできないのに対し,HPLC-MS法では実試料中のスダンI-IVに関する詳細な情報を与えることができる。HPLC-MS法の感度は実試料の分析に十分である。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  抽出  ,  食品の分析 

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