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J-GLOBAL ID：200902244719516856   整理番号：09A0735670

低圧アルゴンプラズマを用いる無定形ペルフルオロ重合体の親水化

Hydrophilization of Amorphous Perfluoropolymer using Low-pressure Argon Plasma

著者 (6件)： ONO Takao (Univ. Tokyo, Bunkyo-ku, JPN) ,  ONO Takao (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  AKAGI Takanori (Univ. Tokyo, Bunkyo-ku, JPN) ,  AKAGI Takanori (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  ICHIKI Takanori (Univ. Tokyo, Bunkyo-ku, JPN) ,  ICHIKI Takanori (JST-CREST, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Photopolymer Science and Technology  (Journal of Photopolymer Science and Technology)
巻： 22  号： 5  ページ： 683-689  発行年： 2009年 
JST資料番号： L0202A  ISSN： 0914-9244  CODEN： JSTEEW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無定形のペルフルオロ重合体CytopTM(旭硝子)は生物学的化学分析用のためのマイクロデバイスにおいて使用される魅力的な材料である。その理由は水とほとんど同じの1.34の低屈折率,高光学透明性ならびに優れた化学安定性である。この研究では,そのようなマイクロデバイスのためにこの重合体の適用性を増大させるため,その表面特性改質を低圧アルゴンプラズマを使用することで検討した。30°から110°までの温度範囲での水接触角による親水性制御と,その上親水性表面の長期安定性を初めて達成した。酸素プラズマ処理は親水化の代わりにエッチングを引き起こしたが,プラズマ反応器から重合体を除去した後,アルゴンプラズマへの曝露は大気からの酸素または水との反応の結果として,結合開裂,ラジカル生成,ならびに最終的に親水基の編入につながった。その上プラズマ処理表面の細胞培養,細胞接着および増殖特性にかかわる応用のためのこの材料の適合性を評価するための検討を行った。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *アルゴンビーム ,  プラズマ応用 ,  *固体素子 ,  マイクロマシニング ,  *マイクロマシン ,  表面改質 ,  接触角 ,  *親水性 ,  安定性 ,  *プラズマ処理 ,  *フッ素化重合体 ,  細胞培養 ,  細胞接着 ,  生体適合性高分子 ,  細胞結合 ,  結合
準シソーラス用語： マイクロデバイス

分類 (1件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

引用文献 (18件)：

• J. C. McDonald and G. M. Whitesides, Acc. Chem. Res., 35(7)(2002)491.
• H. Lu, M. A. Schmidt, and K. F. Jensen, Lab on a Chip, 1(2001)22.
• Asahi Glass Co., Ltd., CYTOP^TM Tech. Data 1, 2007.
• A. Egner, M. Schrader, and S. W. Hell, Opt. Commun., 153(1998)211.
• K. Yamamoto and G. Ogawa, J. Fluorine Chem., 126(2005)1403.

タイトルに関連する用語 (6件)： 低圧 ,  アルゴン ,  プラズマ ,  無定形 ,  重合体 ,  親水化