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J-GLOBAL ID:200902244749028465   整理番号:09A0724586

担持分子マトリックス電気泳動: 糖蛋白質のキャラクタリゼーションのための新しい手段

Supported Molecular Matrix Electrophoresis: A New Tool for Characterization of Glycoproteins
著者 (5件):
資料名:
巻: 81  号: 10  ページ: 3816-3823  発行年: 2009年05月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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各種悪性腫瘍のバイオマーカーとして重要なムチンは,サイズが大きく重合性で不均一なグリコシル化のため,良好な分析法は開発されていない。本報告では,担持分子マトリックス電気泳動(SMME)と名付けたムチンの新規分析法を提案した。SMMEは,ポリビニリデンジフロライド(PVDF)膜をバックボーンとし,ポリビニルアルコール(PVA)をマトリックス分子として用いる電気泳動法である。PVAのヒドロキシル基とムチンは相互作用し,ムチンはその質量対電荷比に従って電極方向へ移動した。SMME後,ムチンとプロテオグリカンをアルシアンブルー染色により可視化し,染色化スポットを採取し還元処理により遊離したグリカンをペルメチル化したのち,MALDI-TOF-MSに供した。プロテオグリカンの場合,遊離したグリコサミノグリカン(GAGs)を酵素的分解し,生じた二糖類を2-アミノアクリドンで標識化後,レーザ誘起蛍光キャピラリー電気泳動(LIF-CE)で検出した。SMMEによりブタ胃の粗ムチン中の成分を検出した。さらにヒト膵臓液を分析し,3種のグリカンの存在を明らかにした。
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分類 (2件):
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分子構造  ,  生物物理的研究法 

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