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J-GLOBAL ID:200902244791148187   整理番号:08A0393750

無機,有機表面皮膜の有無による参照鉱物の85Srと137Csの吸着と脱着

Adsorption and desorption of 85Sr and 137Cs on reference minerals, with and without inorganic and organic surface coatings
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資料名:
巻: 99  号:ページ: 831-840  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: D0031B  ISSN: 0265-931X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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参照鉱物の吸着特性は,土壌中に遍在している無機的・有機的皮膜の存在によってかなり変更されるかもしれない。したがって,純鉱物に関する吸着研究の適切度を評価するためには,この皮膜の効果を評価する事が重要である。85Srと137Csの微量の吸着が,土壌の共通成分各種鉱物(石英,炭酸カルシウム,カオリナイト,モンモリロナイトとイライト)のために,薄めた懸濁液内で研究された。我々は,土ー抽出腐植質あるいはフルボ酸の様々な添加を伴う,FeあるいはAl酸化物による皮膜の効果を研究した。吸着と脱着の両方が測定され,データは分配係数Kdとして提示された。どんな吸着も石英上に検出されず,この表面を覆う事は可能でなかった。炭酸カルシウム上の吸着は小さく,皮膜により影響されなかった。3粘土物質上のSr吸着も同様であり,Alー皮膜により高められたが,Feと有機皮膜には影響されなかった。有機皮覆の存在は,イライトでのCs吸着を減少させた。同様の,しかし,より小さい効果はモンモリロナイトとカオリナイトで見られた。アルミニウム皮膜は,イライトのCs吸着を強め,一方,無機皮膜はモンモリオロナイトでの吸着の減少を引き起こし,そして,カオリナイトにはどんな効果もなかった。効果は,混合,有機ー無機皮膜で添加しなかった。すべての鉱物におけるCsとSrの吸着は共に,不可逆的で,吸着KdよりKd(脱着)は4倍の大きさまで上昇した。脱着と吸着Cs Kd値の比率(不可逆性の評価)は,逆に吸着Kdに関連した。これは吸着が増加するのに従って,高親近性吸着の寄与の減少と一致しているが,また,脱着中の有機皮膜の部分的な損失を反映しているかもしれない。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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