抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の目的は,RFID(無線IC)タグを用いた農作業自動認識システムの可能性と今後の課題を明らかにすることである。そのため,システムの試作と基礎的な試験を行い,提案する農作業認識方法の有効性と試作システムの作動を検証する。本システムは,作業者が装着したウェアラブル型リーダを用いて,農業機械・施設・資材などの作業対象物に貼付したRFIDデータを読み取り,作業者が触れた作業対象物の情報から農作業の種類・内容を認識することができる。具体的には,2.45GHzおよび13.56MHzの2種類のRFIDタグを対象にシステムの試作・作動試験を行った。その結果,RFID履歴データから農作業の種類・内容を認識することが可能であることを確認した。また,実用的な農作業自動認識システム開発のための研究課題を整理した。(著者抄録)