新規バナジウムレダクターゼVanabin2は電子移動に関与するカスケードを形成するらしい

KAWAKAMI Norifumi; UEKI Tatsuya; AMATA Yusuke; KANAMORI Kan; MATSUO Koichi; GEKKO Kunihiko; MICHIBATA Hitoshi

文献

J-GLOBAL ID：200902244861396639 整理番号：09A0271257

新規バナジウムレダクターゼVanabin2は電子移動に関与するカスケードを形成するらしい

A novel vanadium reductase, Vanabin2, forms a possible cascade involved in electron transfer

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資料名：
巻： 1794 号： 4 ページ： 674-679 発行年： 2009年04月
JST資料番号： B0207A ISSN： 0005-2728 CODEN： BBBMBS 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

海水で見られるそれの7log倍高い最大350mMの濃度の高レベルのバナジウムイオン(V^V)を蓄積する珍しいホヤ類機能は,1世紀の間学際的関心を引きつけてきた。蓄積したV^Vはホヤ類vanadocyteにおいて最後にV^IVを介してV^IIIに還元される。それゆえに還元剤がこの還元に関与するはずである。先に,全18Cysが9つのジスルフィド結合を形成するバナジウム結合蛋白質Vanabin2を同定した。ここに,Vanabin2のジスルフィド結合の部分的切断がV^VのV^IVへの還元をもたらすことから,それは新規バナジウムレダクターゼであることを示した。Vanabin2はグルタチオンレダクターゼ,グルタチオン及びVanabin2を介して電子ドナーNADPHからアクセプタへのおそらく電子移動カスケードを形成し,チオール-ジスルフィド交換反応を通して結合バナジウムイオンを形成することを提案した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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酵素一般 , 生体エネルギー論一般 , 動物の生化学

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