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J-GLOBAL ID:200902244923706494   整理番号:09A1170443

ネオニコチノイド系のチアメトキサムがラットの作動性神経系に及ぼす行動と生化学的影響

Behavioral and biochemical effects of neonicotinoid thiamethoxam on the cholinergic system in rats
著者 (11件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 101-107  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チアメトキサムは,昆虫ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChRs)に選択的に作用する殺虫剤グループであるネオニコチノイド系の殺虫剤であり,哺乳動物のnAChRsには僅かしか作用しない。しかしながら,ネオニコチノイドの,昆虫のnAChRsに対する選択能力は,これらの物質が代謝で変化させられた場合には,変化する可能性がある。したがって,著者たちは,この殺虫剤を暴露したラットの反応の仕方を,オープンフィールドと高架式十字迷路で試験し,チアメトキサムの哺乳動物の脳への潜在的影響を計測し,神経化学的なエンドポイントの確定を目指して,種々な脳領域(海馬,線条体,皮質)におけるアセチルコリンエステラーゼ活性と,ラットの海馬における高親和性コリン取り込み(HACU)を測定した。扱った動物には7日間,チアメトキサムを与えた(25,50,または,100mg/kg)。結果は,チアメトキサムの投与は,2つの量(50と100mg/kg)で不安行動の増加を誘発した。さらに,HACUとアセチルコリンエステラーゼ活性の両方が著しく減少した。著者たちは,チアメトキサム(または,その代謝物)がラットのnAChRsの中枢に作用する可能性があると推測する。これが,コリン作動性伝達の変化させ,不安行動・アセチルコリンエステラーゼのレベル・HACUを変えると考える。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  農薬  ,  有機化合物の毒性 
物質索引 (1件):
物質索引
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