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J-GLOBAL ID：200902244955368752   整理番号：09A0503839

都市郊外の住居系用途地域における空閑地の発生・残存パターンと地形との関係

Relationships between Topography and Emergence and Persistence Patterns of Vacant Lots in Suburban Residential Zones

著者 (3件)： 大澤陽樹 (東大 大学院新領域創成科学研究科) ,  横張真 (東大 大学院新領域創成科学研究科) ,  雨宮護 (科学警察研)
資料名： ランドスケープ研究  (日本造園学会誌)
巻： 72  号： 5  ページ： 683-686  発行年： 2009年03月31日 
JST資料番号： F0408A  ISSN： 1340-8984  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1)都市郊外の宅地内にて発生・残存する空閑地の発生・残存パターンを解明し,2)明らかとなった空閑地の発生・残存パターンと地形との関係性を考察した。研究対象地は,千葉県柏市の中央・南部地域の住宅地である。台地上では強く偏在している発生・残存パターンの空閑地は少ないことが分かった。このことから,台地における空閑地の発生・残存は散発的なものであり,中長期にわたる空閑地の存在は比較的少ないと推測できた。低地,斜面地,人工改変地上には,18年以上という長期にわたり空閑地として残存し続けている土地が偏在していることが分かった。低地などでは,空閑地が長く残存しやすいという特性を踏まえた施策が重要である

シソーラス用語： *都市郊外 ,  *空地 ,  分布 ,  実態調査 ,  事例研究 ,  千葉県 ,  パターン分類
準シソーラス用語： *住宅地 ,  柏市

分類 (2件)： 住居地域計画一般  (RD03010G) ,  土地利用一般,地域制  (RD02010Z)

引用文献 (13件)：

• 1)蓑原敬(2003):成熟のための都市再生-人口減少時代のまちづくり:学芸出版社,239pp
• 2)国土交通省:平成18年度土地に関する動向要旨:<http://www.mlit.go.jp/hakusyo/tochi/h19/h19tochi.pdf>,2007. 06.08更新,2008.12.08閲覧
• 3)国土審議会:低・未利用地対策検討小委員会中間取りまとめ:<http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/03/030704/02.pdf>,2006.07.07更新,2008.12.08閲覧
• 4)槙賢志・横張真・渡辺貴史・雨宮護(2005):東京都特別区における未利用地活用型オープンスペースの空間的特徴と周辺環境との関係:ランドスケープ研究68(5),867-870
• 5)横張真(2007):縮退する都市と「農」:都市計画56(5),11-14

タイトルに関連する用語 (4件)： 都市郊外 ,  住居 ,  残存 ,  地形