文献

J-GLOBAL ID：200902245381612885   整理番号：07A0970029

HepG2細胞におけるp21遺伝子発現に及ぼすクモMacrothele raveni毒の効果

Effect of the venom of the spider Macrothele raveni on the expression of p21 gene in HepG2 cells

著者 (4件)： GAO Li (Coll. of Life Sci., Hebei Normal Univ., Shijiazhuang) ,  SHEN JinBao (Huihua Coll., Hebei Normal Univ., Shijiazhuang) ,  SUN Jie (Sci. and Technol. Co., Hebei Medical Univ., Shijiazhuang) ,  SHAN BaoEn (Res. Centre, The Fourth Hospital of Hebei Medical Univ., Shijiazhuang)
資料名： Shengli Xuebao  (Shengli Xuebao)
巻： 59  号： 1  ページ： 58-62  発行年： 2007年 
JST資料番号： C2190A  ISSN： 0371-0874  CODEN： SLHPAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文はヒト肝細胞癌細胞系HepG2増殖に及ぼすクモMacrothele raveni毒の効果とその関連機構につき焦点を当てた。XTT試験はin vitroのHepG2細胞の増殖はクモ毒により濃度依存的に阻害されることを示した(P〈0.05)。フローサイトメトリを使用して,クモ毒はHepG2細胞において選択的G_2/M細胞周期停止を起こすことが見出された。RT-PCRとウエスタンブロットはHepG2におけるp21 mRNAと蛋白質の発現がクモ毒により明瞭にアップレギュレートされたことを示した。Macrothele raveniのクモ毒はHepG2細胞の増殖を阻害した。これら結果は,クモ毒の可能な機構はp21遺伝子と蛋白質の発現を活性化して,GE/M相の選択的細胞周期停止を引起し,HepG2細胞アポトーシスを生じることを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： 腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  タンパク質 ,  癌抑制遺伝子 ,  細胞周期 ,  *クモ毒 ,  抗腫瘍作用 ,  細胞増殖 ,  増殖阻害 ,  アップレギュレーション ,  クモ類 ,  HepG2細胞
準シソーラス用語： Macrothele raveni ,  p21 ,  p21遺伝子

分類 (1件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

タイトルに関連する用語 (5件)： HepG2細胞 ,  p21遺伝子 ,  発現 ,  クモ ,  毒