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J-GLOBAL ID：200902245495881142   整理番号：08A1011278

Caragana chamlaguによるゼルンボンの生物変換

Biotransformation of zerumbone by Caragana chamlagu

著者 (5件)： SAKAMAKI Hiroshi (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  ITO Ken-ichi (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  KITANAKA Susumu (Nihon Univ., Chiba, JPN) ,  SAWADA Seiji (Kyoto Univ. of Education, Kyoto, JPN) ,  HORIUCHI C Akira (Rikkyou (St. Paul’s) Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Biotechnology Letters  (Biotechnology Letters)
巻： 30  号： 11  ページ： 2025-2029  発行年： 2008年11月 
JST資料番号： E0971A  ISSN： 0141-5492  CODEN： BILED3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セスキテルペン環の柔軟性を調べるため,マメ科植物C.chamlagu(ムレスズメ)の懸濁培養細胞を用いて野生ショウガから水蒸留で調製した可変骨格を有する新奇フムレノイドセスキテルペン,ゼルンボンの生物変換を検討した。培養細胞は生物活性として抗炎症作用及び抗腫瘍促進活性を示すゼルンボンを中間体としてのゼルンボンエポキシド,並びに新規セスキテルペン2種類,(2R,3R,7R)-2,3-エポキシ-9-フムレン-8-オン及び(2R,3S,7R)-2,3-エポキシ-9-フムレン-8-オンへ各々11,36及び21%の収率で変換した。従って,柔軟性環を保持しているゼルンボンは懸濁細胞により選択的にエポキシ化されるが,立体選択的ではなく,かつエポキシ化誘導体の非対称的還元がエナンチオ選択的であった。

シソーラス用語： *マメ科 ,  *生体内変化 ,  柔軟性 ,  単環セスキテルペン ,  培養細胞 ,  *懸濁培養 ,  立体選択性 ,  エポキシ化 ,  非対称性 ,  還元 ,  *植物細胞 ,  構造解析 ,  消炎作用 ,  抗腫瘍作用 ,  促進 ,  経時変化 ,  融点 ,  Fourier変換赤外分光分析 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  高分解能 ,  質量分析 ,  GC-MS分析 ,  環状構造 ,  大環状化合物 ,  ポリエン ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  脂環式化合物 ,  ジエン ,  酸素複素環化合物
準シソーラス用語： *Caragana chamlagu ,  エナンチオ選択性 ,  セスキテルペン環 ,  ムレスズメ属 ,  抗炎症作用 ,  抗腫瘍活性 ,  高分解能質量分析 ,  生物変換 ,  中間代謝産物 ,  非対称的還元

分類 (3件)： 物質の代謝  (EH02050Q) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  モノテルペン,セスキテルペン  (CF10022A)

物質索引 (4件)： (1R,4E,7R,11R)-3,3,7,11-テトラメチル-12-オキサビシクロ[9.1.0]ドデカ-4-エン-6-オン ,  (1S,4E,7R,11S)-3,3,7,11-テトラメチル-12-オキサビシクロ[9.1.0]ドデカ-4-エン-6-オン ,  ゼルンボン ,  ゼルンボンエポキシド

タイトルに関連する用語 (3件)： Caragana ,  ゼルンボン ,  生物変換