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J-GLOBAL ID:200902245549173009   整理番号:08A0768516

B型慢性肝炎,肝硬変および肝細胞癌患者からの血清中における抗-HBxの検査およびその臨床的意義

Examination of anti-HBx in sera from patients of chronic hepatitis B, liver cirrhosis and hepatocellular carcinoma and its clinical significance
著者 (9件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 292-296  発行年: 2007年 
JST資料番号: C2341A  ISSN: 1009-9158  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】検出B型肝炎ウイルスx抗原(HBxAg)およびHBxAg(抗-HBx)に対する抗体を検出する方法を確立し,B型慢性肝炎(CHB),肝硬変(LC)および肝細胞癌(HCC)患者からの血清におけるHBxAgと抗-HBxの臨床的意義を示す。【方法】全長HBx遺伝子を原核生物発現ベクターのpET30a(+)にクローニングし,pET30a-Xと名付けた。それをEscherichia coli BL21(DE3)に形質転換して,続いて,HBx-ヒスチジンの融合蛋白質をIPTGによって誘発した。精製した融合蛋白質を用いて,抗原としてウサギを免疫し,HBx蛋白質に対するポリクローナル抗体を生成した。酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)の方法を,精製した融合蛋白質を用いて確立して,抗体を発生させた。それを用いてCHB,LC,HCC患者および健常者からの血清中HBxAgと抗-HBxを検出した。【結果】HBxAg/抗-HBxの陽性率は,それぞれCHBで8.7%/10.4%,LCで17.9%/40.6%,HCCで9.8%/34.4%であった。統計学には,LCとHCCにおける抗-HBxの陽性率はCHB(P<0.01)におけるそれより高かった。血清におけるHBVマーカーの臨床検査からのデータで,抗-HBxの陽性率が抗-HBs+症例で5.2%(1/19)であることがわかったが,しかしながら,抗-HBxの陽性率はHBsAg+/HBeAg+/抗-HBc+症例において28.9%(39/135)であった。2つの陽性率は有意差(P<0.05)があった。HBxAgと抗-HBxの両方が,負対照として健常者(n=213)からの血清において全く陰性であった。【結論】血清における抗-HBxは,感染防御抗体でなく,HBVの感染性と複製を示す。血清における抗-HBxの陽性は,CHBからLCとHCCまで発達を示す。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  抗原・抗体・補体一般 

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