文献

J-GLOBAL ID：200902245581194050   整理番号：08A0636015

電波アンテナ上の光学望遠鏡による可視光シーイング測定

Optical Seeing Measurements with an Optical Telescope on a Radio Antenna

著者 (3件)： UKITA Nobuharu (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo) ,  IKENOUE Bungo (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo) ,  SAITO Masao (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo)
資料名： Publications of the National Astronomical Observatory of Japan  (Publications of the National Astronomical Observatory of Japan)
巻： 11  号： 1/2  ページ： 1-11  発行年： 2008年04月30日 
JST資料番号： G0478B  ISSN： 0915-3640  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アンテナ追跡精度とNRAO VLAサイトの可視光シーイングを評価するために,ALMA計画の原型12mアンテナの指向性能試験で記録した10cm対物レンズのビデオCCDカメラの個々の画像を解析した。星の画像の重心運動の特性に注目した。アンテナ指向系と光学指向望遠鏡(OPT)系を簡単に説明した。VLAサイトの可視光シーイングと原型アンテナの追跡誤差の両方の分析結果を示した。星の画像の運動のパワースペクトル密度(PSD)を議論し,PSDの平坦化を約0.05Hzの周波数で観測した。これは,Kolmogorov模型の大規模擾乱の長さである約60mの「外部スケール」に関係しているように見える。実際のシーイング条件のもとで達成できる測定精度を議論し,電波アンテナのOPT系は,種々の追跡誤差を明らかにするための強力な診断道具であることを示した。

シソーラス用語： *電波望遠鏡 ,  パラボラアンテナ ,  *指向性アンテナ ,  性能試験 ,  CCDカメラ ,  画像診断 ,  パワースペクトル密度 ,  追跡 ,  測定精度
準シソーラス用語： 光学望遠鏡

分類 (1件)： 宇宙線・天体物理観測技術  (DB01000N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 電波 ,  アンテナ ,  可視光