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J-GLOBAL ID：200902245687745277   整理番号：09A0659044

偏波エンタングル光子対発生のためのTypeI擬似位相整合導波路デバイス

Type-I Quasi-Phase-Matched Waveguide Device for Polarization-Entangled Twin Photon Generation

著者 (3件)： KAWASHIMA Jotaro (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  FUJIMURA Masatoshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SUHARA Toshiaki (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： IEEE Photonics Technology Letters  (IEEE Photonics Technology Letters)
巻： 21  号： 9/12  ページ： 566-568  発行年： 2009年05月01日 
JST資料番号： T0721A  ISSN： 1041-1135  CODEN： IPTLEL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 量子もつれ光子対は将来の量子通信情報処理において重要な役割を果たすと期待されている。本稿では,高効率偏波エンタングル光子対発生のためのTypeI擬似位相整合(QPM)非線形光学(NLO)LiNbO₃導波路デバイスを提案し,実証した。このデバイスを,Ti:LiNbO₃チャネル導波路,強誘電体領域反転グレーティングおよびNLO相互作用領域の中央部に偏波反転のために挿入した薄膜半波長板を用いて構成した。この単一デバイスは,TypeII QPMデバイスに比べてはるかに高効率となる。波長約0.78μmの励起波に対して波長1.5μmの光子対を発生するデバイスを設計し,製作したTypeI QPMデバイスについて量子干渉実験を行った。測定したVとH偏波に対する同時計数率はビジビリティ0.83の位相シフト依存性を示し,偏波エンタングル光子対状態が発生していることが示唆された。

シソーラス用語： *重合せ ,  量子暗号 ,  *偏光性 ,  *光生成 ,  ニオブ酸リチウム ,  *光導波路 ,  位相整合 ,  量子干渉効果 ,  集積光学 ,  位相板 ,  非線形光学 ,  光通信 ,  量子もつれ ,  チャネル導波路 ,  擬似位相整合 ,  光子対 ,  周期分極反転ニオブ酸リチウム ,  半波長板 ,  量子通信
準シソーラス用語： *偏波エンタングル

分類 (2件)： 量子光学一般  (BD04010X) ,  光集積回路,集積光学  (BD06050D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 偏波 ,  光子対 ,  擬似位相整合 ,  導波路