文献

J-GLOBAL ID：200902245767391930   整理番号：09A0912865

Mukaiyamaアルドール反応に対するメソポーラスなAl-MCM-41の効率的触媒反応

Efficient catalysis of mesoporous Al-MCM-41 for Mukaiyama aldol reactions

著者 (3件)： IWANAMI Katsuyuki (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Tsukuba Central 5, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki ...) ,  SAKAKURA Toshiyasu (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Tsukuba Central 5, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki ...) ,  YASUDA Hiroyuki (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Tsukuba Central 5, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki ...)
資料名： Catalysis Communications  (Catalysis Communications)
巻： 10  号： 15  ページ： 1990-1994  発行年： 2009年09月15日 
JST資料番号： W1328A  ISSN： 1566-7367  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CH₂Cl₂中のベンズアルデヒドと1-(トリメチルシロキシ)シクロへキセンとのMukaiyamaアルドール反応を効率的に触媒して,対応するβ-トリメチルシロキシケトンを定量的な収率で生成した。他方,メソポーラスシリカ(MCM-41),非晶質SiO₂-Al₂O₃およびH-YやH-ZSM-5ゼオライトはその反応を殆ど触媒しなかった。さらに,機械的圧縮によって調製した規則性の低いAl-MCM-41はAl-MCM-41に比べて遥かに触媒活性が低くて,アルミノけい酸塩中に規則化されたメソ多孔性構造の存在が触媒反応に欠かせないことが分かった。Al-MCM-41によって触媒されたMukaiyamaアルドール反応は広範囲なアルデヒド類やシリルエノールエーテルに適用できる。そのうえ,Al-MCM-41触媒は収率を損なうこと無しに少なくとも3回リサイクルできた。このように,メソポーラスアルミノけい酸塩はファインケミカル合成の有望な不均一系触媒である。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アルドール反応 ,  *多孔性 ,  *アルミニウム化合物 ,  *MCM-41 ,  *触媒 ,  *液相反応 ,  収率 ,  触媒活性 ,  触媒再生 ,  アルミノケイ酸塩 ,  芳香族アルデヒド
準シソーラス用語： *Mukaiyamaアルドール反応 ,  *メソ多孔性 ,  *不均一系触媒

分類 (3件)： 合成鉱物  (CD01040K) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (3件)： ベンズアルデヒド ,  1-(トリメチルシロキシ)シクロヘキセン ,  2-(α-トリメチルシロキシベンジル)シクロヘキサノン

タイトルに関連する用語 (3件)： Mukaiyamaアルドール反応 ,  メソポーラス ,  触媒反応