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J-GLOBAL ID:200902245838339624   整理番号:08A0221170

追加仲介物質無しでのラッカーゼ触媒による酸素還元用のナノ構造炭素電極

Nanostructured carbon electrodes for laccase-catalyzed oxygen reduction without added mediators
著者 (4件):
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巻: 53  号: 11  ページ: 3983-3990  発行年: 2008年04月20日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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炭素電極において,何ら追加仲介物質無しで,ラッカーゼを触媒とした二酸素還元を研究した。純粋なガラス状炭素電極(GCE)上で接触還元は起きなかった。しかしカーボンナノチューブや炭素微結晶で同じ基板を修飾すると,0.6V(対Ag/AgCl)で二酸素還元は開始し,用いたラッカーゼの見掛電位に近かった。Cerrena unicolor(アイシメジ)からの菌体ラッカーゼをホストとするため,4つの異なるマトリックス(レシチン,ヒドロフォビン,Nafion,脂質液晶立方晶相)を用いた。電極上に存在するカーボンナノチューブやナノ粒子は,電極と酵素活性部位間の電気的結合性を提供した。脱酸素溶液中で,酵素自体の直接電気化学を観察し,二酸素還元に対するその触媒活性を示した。ゲスト酵素の安定性,還元電位,バックグラウンド電流に対する触媒の比を比較した。高い陽極電位へ予め分極したホウ素添加ダイアモンド(BDD)電極は,陽極前処理時のナノ構造生成を示すナノチューブ被覆GCEのものと同様な挙動を示した。二酸素還元電位面からBDDは有望な基板だが,触媒電流密度は実際応用には十分には大きくなく,ここで示したように電極表面と直接接触している炭素粒子で追加修飾すべきである。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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電気化学反応  ,  酵素生理  ,  酵素一般 

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