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J-GLOBAL ID：200902245847664210   整理番号：08A1200096

速度ダイアグラムを用いた横方向トルク方向づけ差動装置の分類と解析

Classification and analysis of lateral torque-vectoring differentials using velocity diagrams

著者 (2件)： SAWASE K (Mitsubishi Motors Corp., Okazaki, JPN) ,  INOUE K (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part D. Journal of Automobile Engineering  (Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part D. Journal of Automobile Engineering)
巻： 222  号： 9  ページ： 1527-1541  発行年： 2008年09月 
JST資料番号： H0947A  ISSN： 0954-4070  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 直接ヨー制御技術は,1990年代初期に提案された。特に,横方向制動力差を活用した制御系は,車両の臨界旋回状態の安定化に有効である。ここでは,世界初の横方向・トルク方向づけ差動装置(TVD)を提案し,仕様の分類やメカニズムを始め,左右輪のトルク差の発生に必要なクラッチトルク,クラッチ差動速度,エネルギー損失などについて,速度ダイアグラムによる数値解析を行った。その結果,次項のほか,詳細な知見を得た。1)最も簡単な一方向TVDは,4要素から成る2自由度・遊星歯車メカニズムである,2)このTVDの要素は,6種のクラッチタイプ,1種の制動タイプに分類される,3)左輪から右輪へのトルク方向づけ及びその逆方向の制御系が,クラッチのトルクや差動速度において最適である。

シソーラス用語： *伝動装置 ,  *差動装置 ,  *差動歯車装置 ,  *自動車性能 ,  *制御系 ,  遊星歯車 ,  車輪 ,  トルク制御 ,  ベクトル制御 ,  クラッチ ,  エネルギー損失 ,  速度制御 ,  偏揺れ ,  走行安定性 ,  旋回性能 ,  最適化手法 ,  ダイアグラム法 ,  解析モデル ,  数値解析 ,  有効性
準シソーラス用語： 直接トルク制御

分類 (3件)： 動力伝達装置  (QG03020Z) ,  歯車,歯車装置  (QB01060O) ,  システム設計・解析  (IA02030D)

タイトルに関連する用語 (6件)： ダイアグラム ,  横方向 ,  トルク ,  差動装置 ,  分類 ,  解析