抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
津波によるタンクの活動とその後の漂流挙動のメカニズムを解明するために水理模型実験を行い,その結果に基づいてタンク漂流挙動の予測手法を提案した。以下の知見を得た。1)タンクの静止摩擦力が津波の作用力に抗しきれなくなるとタンクは動きだし,浮力を受けて漂流し,動摩擦力を受けて減速・停止する,2)タンク周囲に防液堤を設置した場合,タンクは防液堤で止まるケースと乗り越えるケースがある,3)タンク滑動・漂流のメカニズムを表現することのできる運動方程式に対して,津波の水位変化・流速変化の情報を入れることによりタンクの漂流挙動を予測する手法が構築できた。