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J-GLOBAL ID:200902245904550005   整理番号:09A1214258

スペルミジンによる自己貪食の誘導は長寿を促進する

Induction of autophagy by spermidine promotes longevity
著者 (36件):
資料名:
巻: 11  号: 11  ページ: 1305-1314  発行年: 2009年11月 
JST資料番号: W1369A  ISSN: 1465-7392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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哺乳類細胞の培養では,加齢が進むにつれて細胞内ポリアミンの量が減少することが知られており,ヒトでの組織でも同様な減少が認められている。そこで,本報ではポリアミンの減少と加齢の関係について,酵母を用いて検討した。その結果,加齢の進んだ酵母にスペルミジンを添加すると,ヒストンアセチル化酵素(HAT)の阻害を介してヒストンH3のエピジェネティックな脱アセチルが促進された。逆に内因性のポリアミンを欠乏させるとアセチル化が過剰に促進され,活性酸素種が発生し,早期壊死および寿命短縮が認められた。また,酵母だけでなく,ハエ,寄生虫及びヒトの細胞でも,スペルミジン添加でヒストンのアセチル化状態が変化することにより自己貪食関連転写物がアップレギュレーションされ,自己貪食が誘導された。以上のことから,ポリアミンによる自己貪食の誘導が壊死の抑制と長寿の促進に重要であることが示唆された。
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分類 (3件):
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老化と死  ,  生物学的機能  ,  細胞生理一般 
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