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J-GLOBAL ID：200902245947658926   整理番号：08A1142479

医療組織の倫理的課題としての「信頼」について-エラーを通して考える-

著者 (1件)： 田村京子 (昭和大)
資料名： 医学哲学 医学倫理  (Annals of the Japanese Association for Philosophical and Ethical Researches in Medicine)
号： 26  ページ： 11-20  発行年： 2008年10月22日 
JST資料番号： X0236A  ISSN： 0289-6427  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 医療における信頼の問題について,エラーを中心に概説した。まず...

シソーラス用語： ヒト ,...
準シソーラス用語： *医療倫理 ,...

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分類 (1件)： 医療事故,医療過誤  (GB08000N)

引用文献 (35件)：

• 大鐘稔彦「院内では私語を慎め」日経メディカルオンラインhttp://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/ohgane/200701/502146.html (2008年2月3日取得)
• ニコラス・ルーマン (大庭健他訳) 『信頼--社会的な複雑性の縮減メカニズム』勁草書房、1990年、安川文朗『医療安全の経済分析』勁草書房、2004年、他参照。
• 加藤英一「有害事象における不信増幅のプロセス--医療訴訟の事例分析から--」社会学年報第36号、2007年、211-231頁。
• 筆者は2005年7~8月にかけて某地方裁判所で医療過誤裁判記録を閲覧した。直接コピーをすることは許可されなかったのでメモをとった。例はこのメモからの引用である。
• 患者はすべての開示full disclosureを望んでいるとされる。A. B. Witman, D. M. Park, and S. B. Hardin, “How Do Patients Want Physicians to Handle Mistakes?” ARCH IATERN MED, 156A, 1996, 2565-2569, K. M. Mazor, M. Simon, R. A. Yood, et al., “Health Plan Members’ Views about Disclosure of Medical Errors,” Annals of Internal Medicine, 140(6), 2004, 409-423, 他参照。医療制度や裁判制度が異なるアメリカの調査がどのくらい日本に当てはまるかについては検討が必要だが、患者が真実を知りたいという点においては日本もアメリカもほとんどかわらないように思われる。

タイトルに関連する用語 (5件)： 医療 ,  組織 ,  倫理 ,  信頼 ,  エラー