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J-GLOBAL ID:200902246016882918   整理番号:09A0497007

エスカピンの化学:海産巻貝Aplysia californica(アメフラシ)の防御的分泌液中のL-アミノ酸オキシダーゼによって生成する複合体混合物成分の同定

The Chemistry of Escapin: Identification and Quantification of the Components in the Complex Mixture Generated by an L-Amino Acid Oxidase in the Defensive Secretion of the Sea Snail Aplysia californica
著者 (8件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 1597-1603  発行年: 2009年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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エスカピンはアメフラシ(Aplysia)の’墨’成分由来のL-アミノ酸オキシダーゼで,L-リジンを酸化して抗捕食および抗菌活性を持つ化合物の混合体を与える。本研究では,そのエスカピンが与える混合体成分の同定と定量解析をNMRおよびMS分光法によって検討した。この場合,’墨’条件(pH5)と海水条件(pH8)間のpH範囲でエスカピン反応を調べた。混合体からは,α-ケト-ε-アミノカプロン酸(I),環状イミンΔ1-ピペリジン-2-カルボン酸(II),環状エナミンΔ2-ピペリジン-2-カルボン酸(III),6-アミノ-2-ヒドロキシ-2-ヘキセン酸(IV),6-アミノ-2,2-ジヒドロキシヘキサン酸(V),2-ヒドロキシピペリジン-2-カルボン酸(VI)などが同定された。このうち,IIはpHの如何に関わらず主成分であったが,他の成分に関しては生成比率のpH変化による増減が観察された。更に,エスカピンの酵素速度力学の解析結果を述べ,エスカピンのL-リジンへの作用は,以前に報告されている他の何れのL-アミノ酸オキシダーゼに関してよりも複雑な平行混合体を含むことを明らかにした。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  動物の生化学 

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