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J-GLOBAL ID:200902246121243718   整理番号:08A0791158

常温でのCeO2-xの自然酸化により誘発されるn-ブタンの酸化的改質

Oxidative Reforming of n-Butane Triggered by Spontaneous Oxidation of CeO2-x at Ambient Temperature
著者 (7件):
資料名:
巻: 20  号: 13  ページ: 4176-4178  発行年: 2008年07月08日 
JST資料番号: T0893A  ISSN: 0897-4756  CODEN: CMATEX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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液状炭化水素の酸化的改質(OR)による水素リッチな改質ガス製造プロセスにおいて,触媒を反応開始温度(>473K)まで内部的な熱発生により加熱して反応を開始する新しいアプローチを報告した。部分還元CeO2(CeO2-x)に担持した高分散Rhナノ粒子(~3nm)を触媒としてn-ブタンのORを検討した。反応開始に先立って873Kで触媒を還元し,常温(~300K)で酸素,n-ブタンを送入して反応を開始させた結果,開始直後から水素発生が認められ,10sec後にはほぼ定常の>35L/h・gに達した。触媒層温度は4sec後から温度が上昇し,10sec後にはほぼ定常の1123Kに達することが分かった。この現象は還元したRh/Al2O3,673Kで還元したRh/CeO2では観測されず,部分還元CeO2の酸化による発熱が引き金となっていると推定した。このことは部分還元Rh/CeO2への酸素吸着量の測定からも裏付けられた。触媒はその場でH2,COにより還元されるため,反応後触媒層を酸素に触れないように冷却し,CeO2の部分還元状態を維持すればORが再度常温から開始できることを確認した。新世代燃料電池への応用が期待される。
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貴金属触媒 
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