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J-GLOBAL ID:200902246175920731   整理番号:08A0460046

デオキシリボ核酸鎖に沿ったmeso-テトラキス(N-メチルピリジニウム-4-イル)ポルフィリンから3,3′-ジエチル-2,2′-チアトリカルボシアニンヨージドへのエネルギー移動の時間分解研究

Time-Resolved Studies of Energy Transfer from meso-Tetrakis(N-methylpyridinium-4-yl)-porphyrin to 3,3′-Diethyl-2,2′-thiatricarbocyanine Iodide along Deoxyribonucleic Acid Chain
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巻: 112  号: 13  ページ: 3931-3937  発行年: 2008年04月03日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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デオキシリボ核酸(DNA)二本鎖に沿ってmeso-テトラキス(N-メチルピリジニウム-4-イル)ポルフィリン(1)から3,3′-ジエチル-2,2′-チアトリカルボシアニンヨージド(2)への励起エネルギー移動を調べた。方法はDNA緩衝液中1と2の定常状態吸収スペクトルと蛍光スペクトル測定及び時間分解蛍光スペクトル測定をベースにしている。定常状態蛍光スペクトルは2の近赤外領域の蛍光が励起1分子からエネルギー移動により86倍に至るまで大きく増強されることを示した。更に,時間分解測定を用い,エネルギー移動を直接観測することによって蛍光消光と増強を解明した。1の蛍光消光は主に錯体生成による静的成分と励起エネルギー移動による動的成分からなっている。DNA鎖のような不均一一次元系において,エネルギー移動過程はFoerster理論に基づく臨界距離内と修正Stern-Volmer方程式から見積もったしきい値内でのみ起こることが分かった。本結果はDNA鎖がナノ集合体の最も強力なツールの一つであり,材料設計の新概念を与えることを示した。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子化合物  ,  有機化合物のルミネセンス  ,  核酸一般 

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