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J-GLOBAL ID：200902246189973820   整理番号：09A0815009

溶融塩・イオン液体と表面処理技術 潤滑剤としてのイオン液体の可能性

著者 (1件)： 森誠之 (岩手大 工)
資料名： 表面技術  (Journal of the Surface Finishing Society of Japan)
巻： 60  号： 8  ページ： 502-507  発行年： 2009年08月01日 
JST資料番号： G0441B  ISSN： 0915-1869  CODEN： HYGIEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イオン液体の潤滑剤としての利用の可能性について解説した。イオン液体は蒸気圧が低く,粘度が適当であるなどの潤滑剤としても有用な特性を示す。イオン液体の粘度,トライボ化学反応性などについて述べた。潤滑剤調製のための添加物の種類およびその効果について説明した。また,イオン液体を添加剤として従来の炭化水素系潤滑油に添加することも試みられている。イオン液体はカチオンとアニオンとの組合せにより潤滑剤として適した構造の設計の可能性があるため多くの潤滑分野への応用が期待できる。

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *潤滑剤 ,  潤滑油 ,  *粘度 ,  *摩擦化学反応 ,  蒸気圧 ,  *添加剤 ,  摩擦係数
準シソーラス用語： トライボ化学反応 ,  室温イオン液体

分類 (2件)： 潤滑一般  (QB02010S) ,  融解塩  (CB05050R)

引用文献 (21件)：

• 1) 森 誠之,三宅正二郎監修;トライボロジーの最新技術と応用(シーエムシー出版, 2007).
• 2) 上村秀人,南 一郎,森 誠之;機能材料, 24,(11), 63(2004).
• 3) 上村秀人,南 一郎,森 誠之;トライボロジスト, 50,(3), 208(2005).
• 4) 森 誠之;イオン液体II(大野弘幸 監修), p.277(シーエムシー出版, 2005).
• 5) Ronald A. Reich et al ; Lubrication Engineering, July, 16 (2003).

タイトルに関連する用語 (5件)： 溶融塩 ,  イオン液体 ,  表面処理 ,  潤滑剤 ,  可能性