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J-GLOBAL ID：200902246221563914   整理番号：09A1276760

MMST(マルチ・マイクロ・シールド・トンネル)外殻構造の耐火性能

Fire Performance of the Outer Shell Structure of the Multi-Micro Shield Tunneling (MMST) Method

著者 (6件)： 馬場重彰 (大成建設) ,  水野敬三 (大成建設) ,  鈴木三馨 (大成建設) ,  堀口賢一 (大成建設) ,  丸屋剛 (大成建設) ,  佐藤充弘 (大成建設)
資料名： 大成建設技術センター報(CD-ROM)  (Report of Taise Technology Center (CD-ROM))
号： 42  ページ： ROMBUNNO.39  発行年： 2009年12月01日 
JST資料番号： G0744B  ISSN： 1348-3366  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 首都高速川崎縦貫線本線トンネルにおけるMMST(マルチ・マイクロ・シールド・トンネル)工法の外殻構造は,鋼殻部(SRC構造)と鋼殻の継手部と接続部(RC構造)から構成される複合構造である。この外殻構造には要求性能として,道路部で発生するRABT火災を想定した火災加熱に対する安全性確保が求められている。そこで,鋼殻部を対象に,鋼殻内に充填するコンクリートの爆裂性状,有機繊維混入による爆裂抑制効果を把握するために急速加熱実験を行い,鋼殻部の火災安全性を確認した。また,鋼殻の継手部および接続部を対象に,支圧接合部の実物大実験体を用いて火災時および火災後の耐力を把握し,火災安全性を確認した。さらに,一連の実験データを反映させた弾塑性熱応力変形解析を行い,MMST外殻構造の火災に対する構造安定性を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *シールドトンネル ,  *継手【接合】 ,  鉄骨鉄筋コンクリート構造 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  *耐火性 ,  性能評価 ,  試験 ,  模型試験 ,  実物大試験 ,  残留強度 ,  複合構造
準シソーラス用語： *マルチ・マイクロ・シールド・トンネル ,  加熱試験 ,  爆裂

分類 (2件)： 火災  (RA02020B) ,  トンネルの保守と付帯設備,その他  (RC05060U)

引用文献 (10件)：

• 相川智彦 他: MMST 工法への適用を考慮した有機繊維混入コンクリートの耐火性検討 (その1~その3), 土木学会第61 回年次学術講演会講演概要集 (平成18年9月), pp. 799-804
• 相川智彦 他: MMST 外殻構造の耐火性検討 (その1~その3), 土木学会第62 回年次学術講演会講演概要集 (平成19年9月), pp. 1197-1202
• 吉川直志他: MMST 外殻構造の火災時挙動に関する解析的検討 (その1~その3), 土木学会 第63回年次学術講演会講演概要集 (平成20年9月), pp. 1153-1158
• 日本建築学会: 構造材料の耐火性ガイドブック, 2009年3月
• Sandor Popovics et al, “A Numerical Approach to the Complete Stress-Strain Curve of Concrete,” Cement and Concrete Research, Vol.3, pp. 583-589, 1974

タイトルに関連する用語 (5件)： マルチ ,  シールド ,  トンネル ,  外殻構造 ,  耐火性能