文献

J-GLOBAL ID：200902246308955223   整理番号：08A0415991

高温矯正機におけるワークロールの多角形摩耗の発生機構および動的アブソーバによる対策

Generation mechanism of polygonal wear of work rolls in a hot leveler and a countermeasure by dynamic absorbers

著者 (4件)： MATSUZAKI Kenichiro (Fac. of Engineering, Kyushu Univ., 744, Motooka, Nishi-ku, Fukuoka 819-0395, JPN) ,  SUEOKA Atsuo (Fac. of Engineering, Kyushu Univ., 744, Motooka, Nishi-ku, Fukuoka 819-0395, JPN) ,  RYU Takahiro (Fac. of Engineering, Oita Univ., 700, Dannoharu, Oita 870-1192, JPN) ,  MORITA Hidetoshi (Sasebo National Coll. of Technol., 1-1, Okishinmachi, Sasebo 857-1193, JPN)
資料名： International Journal of Machine Tools & Manufacture  (International Journal of Machine Tools & Manufacture)
巻： 48  号： 9  ページ： 983-993  発行年： 2008年07月 
JST資料番号： C0568A  ISSN： 0890-6955  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,可逆高温板矯正機におけるワークロールの多角形変形現象を取扱った。変形したロールの測定と振動測定に従い,多角形変形に関する簡単なモデルをロール表面の摩耗に付随した時間遅延により生じる不安定振動として提案した。また,モード解析を摩耗に付随する時間遅延を伴う一般システムに適用して,各モードに対する運動方程式を得て,若干の重要なパラメータを導出した。更に,動的アブソーバの使用による多角形変形への対策を検討した。この自励振動系へ強制振動に対する動的アブソーバの最適設計方法を適用することで,多角形摩耗を生じる一自由度系上に設置した動的アブソーバの最適設計を検討した。その結果として,その系が完全に安定化した設計を得た。この結果をモード解析により2自由度系として高温矯正機に適用した。数値解析により,2つの動的アブソーバにより高温矯正機を完全に安定な系に変化させ,多角形摩耗を全く発生しないことを確認した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *矯正機 ,  ワークロール ,  摩耗 ,  多角形 ,  *吸収体 ,  振動測定 ,  むだ時間系 ,  最適設計 ,  モード解析 ,  自励振動 ,  機械的性質 ,  性質
準シソーラス用語： *アブソーバ ,  時間遅延系

分類 (1件)： 圧延技術  (WC06030Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 矯正機 ,  ワークロール ,  多角形 ,  摩耗 ,  アブソーバ ,  対策