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J-GLOBAL ID:200902246326140172   整理番号:09A0877506

高PRA(パネル反応性抗体)が,腎移植後に遅延の超急性拒絶反応を調節する

High-PRA mediates delayed hyperacute rejection after renal transplantation
著者 (6件):
資料名:
巻: 24  号: 12  ページ: 1108-1112  発行年: 2008年 
JST資料番号: C2268A  ISSN: 1000-484X  CODEN: ZMZAEE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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末期的腎疾患(ESRD)のあるHLA-A,B,DR,DQ同型接合体のパネル反応性抗体(PRA)レベルと,その腎移植への影響の調査。ESRD患者438名がこの研究に登録した。これらの患者は2006年8月~2007年8月まで,第一回腎移植の我々のセンター予約リストに載っていた。ヒト白血球抗原(HLA)の類型を,PCR-SSPで調査し,PRAをELISAで判定した。次に,それらの結果を,SPSS11.5の統計的方式によって,腎移植の成果に従って分析した。438名の患者のうち,12名のHLA同型接合者と426名のHLA異型接合者が判定された。6名の患者は12名の同型接合者のなかでPRA陽性で,50%の陽性率であり,抗体力の平均は55%であった。それらの人々では,その拡大感作率は100%であった。426名の異型接合者のなかで,陽性PRAの患者は65名いた。それらの陽性率は15.26%であり,平均抗体力は28%で,拡大感作率は40%であった。HLA同型接合者と異型接合者には,陽性率,平均抗体力,拡大感作率に有意的な差があった(P<0.05)。HLA同型接合者には,高PRAの高い危険性があった(OR=5.29,95%CI:1.67~16.70)。1名の感受性HLA同型接合者のPRAレベルは,血漿交換(PE),免疫吸着(IA),静脈内ガンマグロブリン(IVIG)の治療によって,成功裡に65%から0%に減少した。それで,その患者は,Simulect免疫誘導下で死体腎臓を移植した。この場合にHLAのミスマッチ数は2であった。同種移植片機能は,移植後に徐々に回復したが,患者のPRAは3日後に陽性に変ったし,PRAレベルはどんどん高くなった。拒絶反応の他の徴候,例えば,尿量の減少,血清クレアチニンの増加などは,徐々に現れた。PE,IA,IVIGなどのすべての療法を再び行ったが,効果はなかった。そして,同種移植片を36日後に取り除いた。HLA同型接合者は,高PRAの危険性は高い。腎移植の失敗は,抗HLA抗体を除去する種々の療法による,抗体依存遅延性拒絶反応(AMDR)の問題を指摘する。高PRAのある感受性患者に,腎移植を決めるのに多くの注意が必要である。ドーナーを選ぶには,レセプタ・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
泌尿生殖器疾患の外科療法  ,  移植免疫  ,  抗原・抗体・補体の生化学 

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