文献
J-GLOBAL ID:200902246524856051   整理番号:09A0416863

高エネルギーミルMgH2粉体のTEM分析および収着性

TEM analysis and sorption properties of high-energy milled MgH2 powders
著者 (4件):
資料名:
巻: 476  号: 1-2  ページ: 590-598  発行年: 2009年05月12日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,X線分析などの「通常」の水素化物のキャラクタリゼーション法では得られない粉砕MgH2粉体微細組織の特徴を解明するため,クライオステージ透過型電子顕微鏡(TEM)の利用を主眼とした。水素化物の研究の中で古典的な問題,マグネシウム水素化物(MgH2)粉体の微細組織および脱離特性に及ぼす高エネルギーミリングの影響,を選択した。高エネルギーメカニカルミリングは顕著な水素脱離の向上を提供したが,その後の焼鈍はそれを低減し,最終的に消滅した。ミリングによりα-MgH2にかなりの量の微小歪が生じ,また粒子サイズが減少し,サイズ分布がマルチモーダルに変化した。ミリングによりα-MgH2の粒サイズは2桁減少したが,それはそれほど重要な効果ではない。ミリング後の焼鈍により微小歪が完全に消滅し,粒サイズは受入れまま粉体と同様な値まで増大し,粒サイズ分布は滑らかになった。TEMの利用により,粉体粒子内の水素化物粒の観察できた。粉砕した微細組織のTEM分析で,ハイブリッド粒内に高密度のナノスケール双晶が同定された。焼鈍により双晶の密度は低減し,それらのサイズは粗大化した。弾性解析は,ミリングの結果として堆積した転位によって蓄積されたエネルギーは水素化物の生成熱に較べて無視できることを示唆した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の金属組織学 

前のページに戻る