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J-GLOBAL ID:200902246596126589   整理番号:08A0969382

DNAの蛍光ターンオン検出及びSiloleの凝集-誘起発光に基づくラベルなし蛍光ヌクレアーゼアッセイ

Fluorescence Turn-On Detection of DNA and Label-Free Fluorescence Nuclease Assay Based on the Aggregation-Induced Emission of Silole
著者 (8件):
資料名:
巻: 80  号: 16  ページ: 6443-6448  発行年: 2008年08月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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DNA検出の蛍光バイオセンサは感度がよく,迅速で操作が容易なことから,遺伝病診断及び細胞の生物学的過程のモニタリングに適用することができる。DNAの蛍光ターンオン検出及びラベルなし蛍光ヌクレアーゼ,siloleの凝集誘発発光(AIE)をベースにしたアッセイについて報告した。silole誘導体は溶液において弱い蛍光性であるが,凝集において強い蛍光を示す。この興味ある現象をAIEと呼んだ。ヌクレアーゼSI活性度及びヌクレアーゼ阻害剤をスクリーニングするためのラベルなし蛍光アッセイを設計するために,このsiloleのAIE特性を適用した。siloleの凝集誘起発光を利用することによって,第四アンモニウムを有する化合物1 1-メチル-1-(3-アミノ)プロピル-2,3,4,5-テトラフェニルシロールを設計,合成し,DNA及びラベルなし蛍光ヌクレアーゼアッセイの蛍光ターンオン検出するための新しい光学プローブを開発した。化合物1の蛍光はDNA,とくに長いDNAと混合することによって増加し,そのことはDNAの蛍光ターンオン検出に使用できることを示した。ヌクレアーゼによるDNA開裂過程に化合物1を使用することができ,化合物1を用いてラベルなし蛍光ヌクレアーゼアッセイを確立することができた。さらに,このラベルなし蛍光アッセイをヌクレアーゼの阻害剤スクリーニングに使用することができた。このアッセイの単純性,容易な操作,感度の点から,他のヌクレアーゼアッセイ及びヌクレアーゼ阻害剤の高スループットスクリーニングにこの方法を拡張できるものとみられる。
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分類 (3件):
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  分析機器  ,  分光分析 

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