抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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都市内部において地表面の緑地や農地の減少に伴い,一方舗装道路や人工建造物の増加がヒートアイランド現象の温床と認識されている。本研究では,中心市街地の再開発を進める地方都市の愛知県豊田市中心部を対象に,高分解能衛星画像を用いて詳細土地被服情報を取得した。さらに緑化整備のシミュレーションを行い,60×60m格子内の平均輝度温度の変化を分析した。詳細土地被覆情報と輝度温度との関係を考察し,輝度温度低減効果は川,樹木,草地といった自然被覆が高く,一方上昇効果はアスファルトやコンクリートなど人工被覆が高かった。そしてシミュレーションの結果は,街路樹の植栽と屋上緑化を樹木で行った場合に最も輝度温度低減効果のあることが分った