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J-GLOBAL ID:200902246846384740   整理番号:08A0941012

大人のクローン病における経腸栄養:現状と展望

Enteral nutrition in adult Crohn’s disease: Present status and perspectives
著者 (6件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 875-884  発行年: 2008年08月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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クローン病(CD)は消化管の慢性肉芽腫性,貫壁性の炎症で,炎症性腸疾患(IBD)の一種である。症状は,疲労,体重減少,腹痛,下痢,閉塞などがある。本レビューは,CDに対する経腸栄養(EN)の有効性,耐性の報告と研究の展望,大人のCDに対する管理の役割を概説した。一般に,EDは最初の療法としては,適度に活発なCDに対して有効であり,非経口栄養としては効果的だが,コルチコステロイドよりは有効性は低い。最近のENの研究は,特殊の脂質やある種のアミノ酸(アルギニン,グルタミン)を使用したENで,薬剤経腸栄養として改良がおこなわれており,既に試験報告がある。CD患者への免疫抑制剤の使用増加や新たに作られた生物療法がおこなわれても,ENは大人のCD管理に対しまだ役割がある。栄養失調のCD患者にはできるだけ早くENの使用をすべきである。他の療法が出来ない場合は,ENは代替療法となり得る。最近の報告では,ENはCDの長期の維持に対し補助療法としての役割の可能性が示唆されている。将来的なENの組成改善は,免疫賦活栄養素の使用が考えられる。
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分類 (5件):
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腸  ,  食品の化学・栄養価  ,  予防医学一般  ,  消化器疾患の治療一般  ,  動物の代謝と栄養一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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