抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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帯域予約型サービスは,ユーザが必要とする時に利用条件を指定する事で自由にパスを設定するサービスであり,ユーザは計画的にパスの利用予約を行う事が出来る。この帯域予約型サービスでは,限られた網リソースを効率的に提供するために,サービス毎の帯域割当て方式が幾つか考えられる。しかし,帯域割り当て方式の工夫だけでは限界があるため,ユーザからのリクエストが棄却されないようなTraffic Engineering技術も要求される。本稿では,帯域割当て方法の定性評価と,リクエストの棄却を防ぐための予約受付・経路計算アルゴリズムを提案する。提案では,問題となっているパスの中から必要なものだけ,その経路をリアレンジする事で,経路リアレンジするパス本数を最小限に抑えると同時に,ユーザが指定した利用条件を満足したまま,新規リクエスト用の経路に帯域を確保する。性能評価の結果,最大でも全体の2割のパスを経路リアレンジする事で,50%近く棄却率を改善する事を確認した。(著者抄録)