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J-GLOBAL ID：200902247445605325   整理番号：08A0174781

幼児から分離したBifidobacterium sp.株で誘導される無菌マウスの免疫反応

Gnotobiotic Mouse Immune Response Induced by Bifidobacterium sp. Strains Isolated from Infants

著者 (4件)： MENARD Odile (Univ. Paris Descartes, Paris, FRA) ,  BUTEL Marie-Jose (Univ. Paris Descartes, Paris, FRA) ,  GABORIAU-ROUTHIAU Valerie (Inst. National de la Rech. Agronomique, Jouy en Josas, FRA) ,  WALIGORA-DUPRIET Anne-Judith (Univ. Paris Descartes, Paris, FRA)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 74  号： 3  ページ： 660-666  発行年： 2008年02月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Bifidobacteriumの腸粘膜免疫系に対する効果を,無菌マウスのT-ヘルパー1(T_H1)/T_H2バランスより評価した。Bifidobacterium longumおよび幼児の糞便フローラから分離した9株のBifidobacteriumの無菌マウス接種後5日目でTGFβ,インIL-2,IL-10およびIFN-γの腸での発現およびコンカナバリンAで48時間培養した脾細胞によるIFN-γ,TNF-α,IL-10,IL-4およびIL-5の分泌を調べた。B.adolescentisは免疫系には影響せず,B.breveは免疫系にほとんど影響しなかった。B.bifidum,B.dentiumおよびB.longumは全身および腸でのT_H1とT_H2を誘導した。もう一つのB.longumは,脾細胞が分泌するIL-4とIL-10の量を高めると共にT_H2を誘導し,腸でのTGF-β発現も誘導した。残りの2株は,脾細胞によるIFN-γとTNF-αの分泌量を高めると共にT_H1を誘導した。

シソーラス用語： 無菌動物 ,  マウス ,  細菌感染 ,  *ヘルパーT細胞 ,  *粘膜免疫 ,  炎症性サイトカイン ,  細胞分泌 ,  *ビフィズス菌 ,  ネズミ亜目 ,  *微生物 ,  *放線菌目 ,  *放線菌科
準シソーラス用語： *Bifidobacterium

分類 (1件)： 感染免疫  (ED03030P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 幼児 ,  Bifidobacterium ,  株 ,  誘導 ,  無菌マウス ,  免疫反応