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J-GLOBAL ID:200902247565201481   整理番号:09A0432952

土壌pHがトマトの生育と食味に及ぼす影響,およびこれらに対する有機物施用の効果に関する研究

著者 (2件):
資料名:
巻: 28  ページ: 13-22 (WEB ONLY)  発行年: 2007年10月 
JST資料番号: U0015B  ISSN: 1348-5261  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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土壌pHによる作物の生育不良に対し,有機物施用が有効であることから,トマトにおいて土壌pHが生育や食味に及ぼす影響や有機物施用による効果について検討を行った。pHを4~10に調整した黒ボク土にトマトの苗を移植し,無施肥,化学肥料または有機質肥料(牛糞堆肥,ボカシ肥)を施肥した。有機質肥料の基肥は牛糞堆肥,ボカシ肥,追肥はボカシ肥のみとした。検討の結果,酸性土壌ではK,Ca,Mg濃度が低下し,トマトの植物体でもこれらの濃度は低下した。また,鉄,Mn濃度は高まり,植物体のMn濃度も高まった。アルカリ性土壌ではMg,鉄,亜鉛,Mn濃度は低下し,植物体の亜鉛,Mn濃度も低下した。トマトの乾物重量およびミネラル吸収量は,酸性およびアルカリ性のときに大きく低下した。土壌ミネラルの溶解性も酸性ではK,Mg,Caで低く,アルカリ性ではMg,鉄,亜鉛,Mnで低かった。また,酸性土壌ではトマトの酸度と食味が低下した。有機物施用で,アルカリ性土壌でのトマトの乾物重量が改善した。K,Ca,Mg,亜鉛の吸収量も改善した。しかし,土壌の有効態ミネラル濃度ではMgと鉄のみ高くなったのみであった。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜  ,  土壌化学  ,  施肥法・肥効 

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