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J-GLOBAL ID:200902247836976174   整理番号:08A1143241

αVβ3インテグリンへのビトロネクチンのヘパリン結合ドメインのリガンド結合によるインテグリンアンタゴニストシグナル伝達の調節

Modulation of Integrin Antagonist Signaling by Ligand Binding of the Heparin-Binding Domain of Vitronectin to the αVβ3 Integrin
著者 (6件):
資料名:
巻: 105  号:ページ: 437-446  発行年: 2008年10月01日 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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細胞接着の仲介におけるビトロネクチンおよびインテグリン受容体αVβ3のようなインテグリンリガンドのアルギニングリシンおよびアスパラギン酸モチーフ(RGD)の間の相互作用は,十分報告されてきた。細胞接着および他の細胞過程を阻害する小RGD含有ペプチド,ジスインテグリンの能力も,広く研究されてきた。最近,ビトロネクチンおよびそのインテグリンパートナーの間の相互作用の第2部位を特性化した。ビトロネクチンのヘパリン結合ドメイン内のアミノ酸がβ3のシステインループ領域に結合し,平滑筋細胞におけるIGF-Iシグナル伝達に対するαVβ3リガンド占有の正影響に対しこの相互作用が必要であることを示した。本研究では,αVβ3へのジスインテグリンのリガンド結合後に活性化されたシグナル伝達事象およびビトロネクチンのヘパリン結合ドメインの結合により調節されるこれらシグナルの能力を調べた。ジスインテグリンリガンド結合は,チロシンキナーゼc-SrcおよびSykの逐次活性化を含む一連の事象を活性化することを示した。これは,カルパインの活性化およびβ3細胞質テイルの切断に導いた。ビトロネクチンまたはヘパリン結合ドメインに類似したペプチドの添加は,この経路の活性化を阻害した。αVβ3インテグリンへのリガンド結合後に起きたシグナル伝達事象はRGD結合部位相互作用を通じて仲介された影響およびヘパリン結合部位相互作用を通じて仲介された影響間のバランスを反映し,無傷のビトロネクチンに対しヘパリン結合ドメインの影響が大きいことをこれらの結果は示唆した。
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  生物学的機能  ,  細胞生理一般 
物質索引 (4件):
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