文献

J-GLOBAL ID：200902247986140619   整理番号：09A0948441

リビジョンコントロールシステムに意味を持たせるには

Making Sense of Revision-Control Systems

著者 (1件)： O’SULLIVAN Bryan
資料名： Communications of the ACM (Association for Computing Machinery)  (Communications of the ACM (Association for Computing Machinery))
巻： 52  号： 9  ページ： 56-62  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： B0330B  ISSN： 0001-0782  CODEN： CACMA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現代のソフトウェアは極めて複雑化しており,その管理のために多くの組織はリビジョンコントロールシステムを利用している。ここ数年,リビジョンコントロールソフトウェアには大きな進歩と革新が見られ,開発チームリーダは多様な選択から自身のチームに必要なツールを選択する選択問題に直面するようになった。並行バージョンシステム(CVS)が支配的なオープンソース・リビジョンコントロールシステムであったが,いくつかの重大な欠陥を有している。従来システムに対してCVSは依然として使用されているものの,Supervisionが2000年代半ばに普及した。CVSもSupervisionも1個の中心サーバの下でのクライアントサーバモデルを採用している。2000年になって分散開発が盛んとなり,GitやMercurialが普及した。本稿では,これらツールや方式の利点,欠点を議論した。どのツールを選択するかに関しては,殆ど絶対的な解は存在しない。開発チームのニーズを良く見極めて判断するしか方法がない。ポータビリティ,単純さ,性能の面からはMercurialが著者の選択であるが,ニーズが異なるチームは他の選択が必要となろう。

シソーラス用語： *ソフトウェア開発 ,  *分散処理 ,  支援プログラム ,  プロジェクト管理 ,  クライアントサーバシステム ,  ソフトウェア ,  性能評価 ,  使用性
準シソーラス用語： オープンソース ,  ソフトウェアツール ,  リビジョンコントロールシステム ,  分散開発 ,  利用性

分類 (2件)： 計算機システム開発  (JD02010R) ,  ディジタル計算機方式一般  (JC02010O)

タイトルに関連する用語 (1件)： 意味