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J-GLOBAL ID：200902248092304268   整理番号：08A0923640

ソフトバイオマスからのバイオ燃料製造技術とRITEの研究開発

著者 (2件)： 城島透 (地球環境産業技術研究機構) ,  湯川英明 (地球環境産業技術研究機構)
資料名： 酵素工学ニュ-ス  (Enzyme Engineering News)
号： 59  ページ： 7-11  発行年： 2008年04月 
JST資料番号： L1121A  ISSN： 0911-9957  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球環境産業技術研究機構(RITE)におけるリグニン含量が6~13%と低いソフトバイオマスからのバイオエタノール発酵技術開発とアメリカにおけるこれら技術の現状と今後の動向につき述べた。農業廃棄物やスイッチグラスなどを原料とするため,食糧との競合が回避され,収量も土質,気候など栽培環境の影響を受けにくいことなど,ソフトバイオマスの利点は大きい。燃料生産においては原料の糖化(セルラーゼによる分解)と発酵過程の2つがキーポイントで,前処理,酵素生産,微生物株の育種に取り組んでいる。現在はCorynebacterium glutamicumによるエタノール生産開発が主流であるが,Clostridium acetobutylicumのアセトン-ブタノール発酵で生産されるブタノールもバイオ燃料として有望視される。

シソーラス用語： 研究所 ,  *アセトンブタノール発酵 ,  *エタノール発酵 ,  Corynebacterium ,  Clostridium acetobutylicum ,  バイオマス ,  アルコール燃料 ,  糖化 ,  発酵過程 ,  農業廃棄物 ,  微生物育種 ,  *生物燃料
準シソーラス用語： Corynebacterium glutamicum ,  ソフトバイオマス ,  地球環境産業技術研究機構

分類 (2件)： 微生物代謝産物の生産  (FK03020A) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

引用文献 (20件)：

• International Energy Agency: http://www.iea.org/Textbase/publications/free_new_Desc.asp?PUBS_ID=1262(2004).
• Department of Energy, USA: http://www.energy.gov/news/4827.html (2007).
• Environmental Protection Agency: http://www.epa.gov/otag/renewablefuels/420f07035.htm (2007).
• Fargione, J., Hill, J., Tilman, D., Polasky, S., Hawthorne, P.: Science, 319, 1235(2008).
• Searchinger, T., Heimlich, R., Houghton, R. A., Dong, F., Elobeid, A., Fabiosa, J., Tokgoz, S., Hayes, D., Yu, T. H.: Science, 319, 1238(2008).

タイトルに関連する用語 (5件)： ソフト ,  バイオマス ,  燃料製造 ,  研究 ,  開発