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J-GLOBAL ID:200902248098503335   整理番号:09A0730412

炭素ナノ繊維担持金属ナノ粒子の創製と効率的水素化反応への応用

Metal Nanoparticles Supported on Carbon Nanofibers: Synthesis and Application for the Hydrogenation Reactions
著者 (3件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 724-734  発行年: 2009年07月01日 
JST資料番号: F0383A  ISSN: 0037-9980  CODEN: YGKKAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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触媒担体としての炭素材料について概説するとともに,著者らが開発した炭素ナノ繊維担持金属ナノ粒子の合成,及び水素化反応用触媒としての応用について解説した。三種類の炭素ナノ繊維上に担持されたルテニウム,パラジウム,及び白金ナノ粒子の合成を,0価有機金属錯体の分解(ルテニウムカルボニルクラスターの熱分解,及びPd2(dba)3・CHCl3及びPt(dba)2の熱分解および水素化分解)をベースにして達成した。TEM観察で,これらのM/CNFsにおいて,サイズ制御されたナノ金属粒子がCNFs上に存在し,またそれらの位置がCNFsの表面ナノ構造に依存することを見いだした。これらのM/CNFs中,Ru/CNF-P(板状)が,アレーン水素化において優れた触媒活性と,再使用性および官能基許容性を示した。このRu系は1,1′-ビナフチル類の部分還元によるオクタヒドロ-1,1′-ビナフチル類の製造に適用可能であった。一方,Pt/CNF-Pは,置換芳香族ニトロ化合物を他の官能基を無傷に保ったまま対応するアニリン誘導体へ水素化するための優れた触媒であった。
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分類 (2件):
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触媒の調製  ,  酸化,還元 
引用文献 (72件):
  • 1) “Handbook of Heterogeneous Catalysis” eds. by G. Ertl, H. Knözinger, J. Weitkamp, VCH, Weinheim, 1997
  • 2) E. Auer, F. J. Pietsch, T. Tacke, Appl. Catal. A: General, 173, 259 (1998)
  • 3) (a) M. Haruta, Chem. Record, 3, 75 (2003)
  • (b) G. C. Bond, C. Louis, D. T. Thompson “Catalysis by Gold” Imperial College Press, London, 2006
  • (c) A. Roucoux, J. Schulz, H. Patin, Chem. Rev., 102, 3757 (2002)
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