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J-GLOBAL ID:200902248157031418   整理番号:07A0540828

64列スライス・スパイラルCTによる非侵襲的な冠状動脈造影:心拍数の影響

Noninvasive coronary angiography with 64-slice spiral CT: effect of heart rate
著者 (5件):
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巻: 22  号: 10  ページ: 1477-1480  発行年: 2006年 
JST資料番号: C2235A  ISSN: 1003-3289  CODEN: ZYYJEI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:64列スライス・スパイラルCTにより実施される冠状動脈造影の画質に心拍数が及ぼす影響について調査する。方法:260例の患者がCT冠状動脈造影を立て続けに受診した(心拍数の範囲は毎分46回から113回で,平均は毎分72.10±12.54回である)。この患者群を心拍数により5つのグループに分類した。(1分あたりの心拍数が60回未満,60回から69回まで,70回から79回まで,80回から89回まで,90回以上の5グループ) それぞれのグループの画質を,1を最低レベル,4を最高レベルとする4段階で評価した。レベル2から4までの画質は冠状動脈検出が可能であるレベルと考えられており,レベル3もしくは4は画質が優れているとされる。心拍数,画質,再構成について評価した。結果:2581の部分診断画像を2600例の心筋部分より入手することができた。そのうち2306が画質がいいものであった。有意的な負の相関が心拍数と画質の間に見られた(r=-0.92)良質な画像の有意差が,心拍数が毎分70回未満と70回を超える事例の間で見られた(χ2=44.68,P<0.01)。拡張中期(50%-75%)および収縮末期(25%-45%)における再構成は,最も良質の画像を得ることができた。このとき,拡張中期における心拍数は毎分80回未満であり,収縮末期における心拍数は毎分80回を超えていた(χ2=98.88,P=0.000)。結論:冠状動脈の診断に用いることができる画像は64列スライス・スパイラルCTを利用すれば,高い心拍数の事例でも手に入れることが可能である。しかし,画質と心拍数の間には負の相関関係があり,画質のいい画像を手に入れるには心拍数が毎分70回未満である必要がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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循環系の診断 
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