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J-GLOBAL ID:200902248219540624   整理番号:09A1272067

異なるパルプ化条件下で調製された小米柳(Salix Serissaeforia)パルプの抄造特性

Papermaking Properties of Salix Serissaefolia Pulps Prepared Under Different Pulping Conditions
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 389-400  発行年: 2009年12月01日 
JST資料番号: L1730A  ISSN: 0918-5283  CODEN: NHGIEE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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現在は,パルプ製造に利用されている早生樹は,例えばユーカリのような一握りの種のみである。ヤナギ材はもう1つの早生広葉樹材であるが,ヤナギ材のパルプ化に関する詳細報告はまれである。ヤナギ材,特に小米柳の化学成分分析によってパルプ材としての適性を確認すると共に,パルプ化とそのパルプおよび手抄紙の特性を評価する実験を行った。その上で叩解時間についてユーカリと小米柳のパルプ化実験ケースの標準ケースと共に,小米柳の実験ケースの中で比引裂強さ,引張強さが高いケースを選択して,パルプ特性の効果を実験した。原料の化学成分分析では,アルコール抽出成分量,リグニン,ホロセルロース,α-セルロースの含有量などの測定方法を示した。パルプ化の実験では,ソーダアントラキノン法およびクラフト法で,ケミカルチャージ量のレベル,クッキング温度・時間等を変えて実施した。パルプ化実験で得られたパルプの評価は,収率,フリーネス,kappa価,及び繊維長さ・幅の分布,手抄紙の光学特性,耐折強さ,比破裂強さ,比引裂強さ,引張強さ等で行った。それらの測定方法について記した。また叩解時間の効果も手抄紙の諸特性の変化によって評価した。結論として小米柳は他の早生広葉樹材に匹敵する組成を持ち,パルプ原料として適性であった。耐折強さ,引張強さ,比破裂強さについては叩解時間により改善された。小米柳はパルプ原料として,ユーカリに勝るとも劣らぬ事が分かった。
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分類 (2件):
分類
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パルプ原料とその調製  ,  紙料とその調製 
引用文献 (20件):
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