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J-GLOBAL ID：200902248296652451   整理番号：09A0055889

対馬海峡を通過する体積輸送量の長期変動推定式

Long-term estimation of volume transport through the Tsushima Straits

著者 (3件)： 西村和也 (九大 大学院総合理工学府) ,  広瀬直毅 (九大 応用力学研 東アジア海洋大気環境研究セ) ,  福留研一 (九大 大学院総合理工学府)
資料名： Reports of Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University  (Reports of Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University)
号： 135  ページ： 113-118  発行年： 2008年09月 
JST資料番号： S0066A  ISSN： 1345-5664  CODEN： RMKUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 博多-釜山間の対馬海峡フェリーに設置したADCPにより対馬暖流のモニタリングが10年以上継続され,このデータベースを元に,海洋循環,蒸発・降水過程を通じた気候変化などが解明された。このデータを用いて,Takikwa and Yoon(2005)は対馬海峡流量の推定式を導いたが,データ期間が5年で短く,信頼性が低い。本稿では,より長期間のデータを用いて,彼らの解析を検証した。水位差と表層流速の間の相関関係を調べ,直線関係が成立していることを確認した。次に,表層流速を順圧成分および傾圧成分に分離し,推定式を簡略化して,新しい推定式を導いた。この新しい推定式は簡単でかつより正確であることが確認された。

シソーラス用語： *海峡 ,  渡船 ,  暖流 ,  式 ,  海洋循環 ,  気候変動 ,  水位 ,  *流速 ,  相関 ,  順圧モデル ,  傾圧モデル
準シソーラス用語： フェリー ,  気候変化 ,  推定式 ,  *対馬海峡 ,  対馬暖流 ,  *輸送量

分類 (2件)： 波浪,潮流  (DC06040R) ,  海洋物理学一般  (DC06010K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 対馬海峡 ,  体積輸送量 ,  長期変動 ,  推定式