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J-GLOBAL ID:200902248434426549   整理番号:08A1050457

磁性体ナノ粒子を用いた温熱療法で処置した膠芽腫患者での死後研究

Post-mortem studies in glioblastoma patients treated with thermotherapy using magnetic nanoparticles
著者 (9件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 52-57  発行年: 2009年01月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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成人において最も一般的な原発脳腫瘍である多形性膠芽腫(GBM)は,放射線および化学療法の新規戦略が開発されているが,まだ予後は不良である。最近,本グループは,悪性神経膠腫のマウスモデルにおいて,磁性体ナノ粒子を用いた温熱療法または磁性流体高熱療法(MFH)と名付けた新規開発治療的アプローチの好適性,耐容性および抗腫瘍効果を明らかにした。現在,MFHの効果は第二相試験で評価されている。ここでは,MFHを受けたGBMの患者の死後神経病理学的所見を報告する。脳剖検において,組込まれた磁性体粒子は,組込みの部位に限局した分布で,地理学的腫瘍壊死中での凝集物として,分散または散乱していた。そのため,本結果は,組込みの複数投射の必要性を強調するものである。偽柵状の典型的GBM壊死は無粒子だった。分散粒子および粒子凝集物は主にマクロファージにより貪食されていたが,膠芽腫は少量の取込みを示した。さらに,MFH療法は,腫瘍固有の結果およびその後の食細胞の浸潤と活性化を伴う壊死の形成を誘導する療法としてのようなマクロファージでのナノ粒子の取込みをさらに促進した。肉腫腫瘍形成,無菌性膿瘍形成または異物巨細胞反応のようなMFHの傍観者効果を観察しなかった。さらに,すべての患者はMFHの可能性としての悪性効果に関連した臨床症状をまったく呈しなかった。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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腫ようのその他の治療法  ,  医用素材 

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