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J-GLOBAL ID：200902248453230736   整理番号：07A0999329

マツ-オーク森林の土壌におけるシリカおよびtestate amoebae

Silica and testate amoebae in a soil under pine-oak forest

著者 (3件)： AOKI Yoshiyuki (Graduate School of Environmental Studies, Nagoya Univ., Chikusa-ku, Nagoya 464-8601, JPN) ,  HOSHINO Mitsuo (Graduate School of Environmental Studies, Nagoya Univ., Chikusa-ku, Nagoya 464-8601, JPN) ,  MATSUBARA Teruo (Graduate School of Environmental Studies, Nagoya Univ., Chikusa-ku, Nagoya 464-8601, JPN)
資料名： Geoderma  (Geoderma)
巻： 142  号： 1-2  ページ： 29-35  発行年： 2007年11月15日 
JST資料番号： E0256B  ISSN： 0016-7061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 土壌のtestate amoebaeは汎存種で豊富に生息する原生動物であるが,生殖のためシリカを蓄積する。しかし,地球上のシリカ循環に及ぼす影響については,定量的な検討はこれまで行われていない。我々は培養実験によりtestate amoebaeが微生物により吸収されたシリカの55%を摂取することを見出した。我々の現在のデータと公表データを用いてアメーバによるバイオシリカ量を推定した。生存するtestate amoebaeにより保持されるバイオシリカは少量で0.45~1.57kg SiO₂/haであるが,さまざまな森林土壌における年間の生物的珪化作用によるものは10~227kg SiO₂/ha/年と推定された。testate amoebaeはシリカの消費者および供給者として大きな可能性があり,地球上のシリカ循環に果す役割は高等植物のそれに匹敵するものと結論した。Copyright 2007 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： マツ属 ,  コナラ属 ,  森林土 ,  *原生動物 ,  生殖 ,  微生物 ,  *アメーバ ,  珪化作用 ,  *二酸化ケイ素
準シソーラス用語： *シリカ ,  二酸化珪素 ,  オーク ,  プロトゾア ,  けい化 ,  バイオシリカ

分類 (2件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  土壌生物  (FB04050N)

タイトルに関連する用語 (5件)： マツ ,  オーク ,  森林 ,  土壌 ,  シリカ